酒買取業者は同じお酒でも高く買い取ってくれる場合がある
お酒の査定をお願いする前にひとつ注意したいことがあります。
同じ銘柄のお酒であっても、査定前にクリーニングをしたり付属品を全部揃えるなどの工夫をすることで評価がアップするのです。
瓶にホコリやカビがついて汚くなった商品よりも、きれいに掃除され表面がピカピカになったお酒の方が印象が良くなるのは当然でしょう。
また同じ銘柄のお酒でも減額になるケースもあるため、ここでプラス・マイナス査定のポイントをまとめています。
買取額UPのコツ
お酒を売却したいならできるだけ高く買い取ってもらいたいのが本音です。
ではそのためにどのような工夫をすればいいのでしょうか?
わかりやすくまとめました。
①簡易的にクリーニングする
お酒を床下収納や倉庫で保管している場合、高温多湿なせいで瓶にカビやホコリが付着してしまうことが結構あります。
お酒のコレクターはマメに瓶を乾拭きするなどしてきれいにケアしていますが、お酒に興味のない方はそのまま放置してしまうのが普通です。
そうなると再び床下収納や倉庫、棚から取り出したお酒の瓶が汚れていることも。
もしお酒を査定してもらいたいなら、瓶表面の汚れを乾いた布で拭き掃除しておきましょう。
もしラベルが古くなっている場合は要注意。
ゴシゴシ擦ることでラベルが破損してしまいます。
ラベル部分は避けて瓶表面だけを拭きあげてください。
また布で取れない汚れを爪楊枝などで無理に取る必要はありません。
できる範囲で構いませんので、簡易的なクリーニングを心がけてください。
②付属品を揃えて買取に出す
自宅や倉庫などで保管しているお酒に、以下のようなものは付いていませんか?
- 木箱などの外箱
- クリスタル製の替栓
- 解説書(小冊子)
- ペアグラス
これら付属品にも十分価値があります。
とくにお酒のコレクターは完璧な商品を求めていますので、付属品がついているなら捨てずにそのまま査定してもらってください。
私もお酒を査定してもらったときに「この商品には木箱がついていませんでしたか?」と店員から聞かれたことがあります。
「邪魔になるので捨てましたが……」と答えると「木箱がつくと査定がアップするんです」と聞きびっくりしたことがありました。
「たかが木箱、たかが替栓」と思わずに、お酒についている物も全部売却してください。
とくに高額商品(レミーマルタン ルイ13世やサントリー 響 30年など)は付属品がついているだけで価値がグンと上がるそうです。
逆に減額対象になる場合も
さて、ここまでは「お酒の査定額を高くするためのポイント」をご紹介しました。
ここからは逆に「査定において減点になる点」をまとめています。
できるだけ高く売却するためには、日ごろから保存状況を考えていきたいですね。
①ボトルの破損やラベル剥がれがある
自宅や倉庫で眠っているお酒を買取店に売却すると、お店は「そのお酒をぜひ飲みたい/欲しい」という顧客や事業所に転売します。
そのときに、ボトルが破損していたりラベルがザックリと剥がれていると敬遠されてしまうのです。
瓶の破損やラベルの剥がれを見ると、どうしても顧客は「元の持ち主はこのお酒をいい加減に扱っていたのではないか?保管状況が悪かったのではないか?お酒自体のコンディションも悪そう」と疑ってしまいます。
目の前にある商品に良くないイメージがつくと買い手がつきにくいため、買取額も下がってしまうのです。
これは自然なことですね。
そのため、もしお酒を高く買い取ってもらいたいなら、お酒を高温多湿な場所、ホコリの多い場所などに保管しないことです。
また時々ボトルを外に出し、瓶を拭くなどしてケアしてあげましょう。
ただそこまで高価なお酒ではなく「ケアする手間がかけられない」なら、早めに売却してしまうのがベストです。
②液面低下(中身が減っている)
お酒はそのまま保存していても、だんだん中身が減っていきます。
その原因は以下の通り。
- キャップの隙間から自然に蒸発する
- コルク栓やキャップそのものが破損しており、そこからお酒が蒸発したり漏れる
前者については仕方がありません。
この場合キャップそのものが破損しているわけではないので、ボトルのウイスキーやブランデーが半分まで減っているというような「極端な液面低下」は起こらないからです。
問題は後者の方です。
キャップそのものが破損していると、どうしてもそこからお酒の中身が大量に蒸発してしまいます。
また外気に触れるためお酒の品質も悪化してしまいますね。
もしコルク栓などの破損により中身が半分に減っている場合はマイナス査定、またお店によっては買い取り拒否になってしまいます。
漏れた跡が見つかった場合も同様です。
このようなことにならないように、キャップを破損させないように注意してください。当然ですが開栓済みの商品も買い取りしてもらえません。
開栓済みでも買取してもらえることも
開栓済みや液面低下の場合でも買取してもらえることがあります。
それは瓶そのものに価値がある場合です。
ブランデーの場合は「高価なバカラ社製の瓶が使用されている」こともあり、コレクターにはたまりません。
一概に「開栓したお酒は無価値」とも言えませんので、気になる方は査定時に問い合わせてみてください。
まとめ
- 酒買取業者にお酒を高く買ってもらうコツはクリーニング、商品はきれいに掃除すること
- 付属物(木箱、化粧箱、替栓、小冊子など)はできる限り揃える
- 瓶の破損やラベル剥がれは減点対象となり不利
- キャップ破損による漏れや蒸発は、減点対象になるのはもちろん買取不可になるケースもある
- 瓶そのものに価値がある場合、開栓済みでも買い取ってもらえる可能性あり